フジテックスは1月4日、物流業界向けに人手不足問題を抱える荷主と、ロボットが導入された物流施設をマッチングし、人手不足の課題を解決する最適な物流会社を紹介する日本初のサービス「ロボット倉庫マッチング」を開始した。
自社でのロボット導入は難しいが、このままでは人は減っていく一方といった場合、ロボットを導入した倉庫への物流業務委託について、ロボット導入をされた物流会社のマッチングを行う。
物流施設にロボットが必要となっている。ドライバー職の人手不足は特に深刻な状況で、厚生労働省のデータによると、2018年で2月の有効求人倍率は3.06倍。地域によっては4.82倍(2018年9月)という厳しい状況。
ロボット倉庫を利用するメリットは、人手不足を気にする必要がなくなり、出荷数量を増やすことができる。
ロボット化により、ピッキング・棚入れ・棚卸作業が標準化されるため、教育時間の削減に繋がり、ピッキング・棚入れ・棚卸の生産性が具体的な数字で分かるためコストの見える化が可能になる。
特にピッキング効率は3倍~5倍アップし、出荷数量・生産性の向上が図れる。
一方で、ロボットを導入するには、企業としての明確な成長戦略と、多額の投資が必要であり、導入決定に踏み切るには時間も体力も必要。また、ロボット導入の前例も少ない為、失敗も恐れない勇気が必要になる。
■ロボット倉庫マッチング
https://www.chuko-matehan.com/logiplanners/robot_matching/