いすゞ自動車は5月30日、小型トラック「エルフ」のハイブリッド車と車両総重量7.5トン超のディーゼル車を改良し、全国で販売を開始した。
<新型エルフ>

新型のハイブリッド車には、フルリニューアルした最先端ディーゼル4JZ1エンジンを搭載。同時に国内小型トラック初のステレオカメラを採用したプリクラッシュブレーキや、誤発進抑制機能、先行車発進通知機能、車線逸脱警報、電子式車両姿勢制御システム「IESC」、車間距離警報などの先進安全装置を標準装備した。
<コネクテッドトラックとして、通信端末を標準搭載>

さらに、通信端末を標準搭載することでコネクテッド化し、インターネットによる車両コンディションの遠隔把握とデータを活用した高度純正整備「PREISM(プレイズム)」の実施を可能にした。
また、車両総重量7.5トンを超えるディーゼル車には安全性能向上のため、アクセルとフットブレーキを同時に作動させた場合ブレーキを優先させるブレーキ・オーバーライド・システムを全車に標準搭載。加えて、エンジンと排出ガス後処理装置に各種センサーを追加・変更し、排出ガス性能にかかわる装置の故障診断の要件強化(高度OBD規制)に対応させた。