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ESR/久喜DCで営業倉庫の「基準適合確認制度」認定を取得

2019年06月28日/物流施設

ESRは6月28日、国土交通省の「基準適合確認制度」に「ESR久喜ディストリビューションセンター(久喜DC)」を申請し、6月11日に認定を受けたと発表した。

<ESR久喜DC外観>

20190628esr1 - ESR/久喜DCで営業倉庫の「基準適合確認制度」認定を取得

<ESR久喜DC空撮>

20190628esr2 - ESR/久喜DCで営業倉庫の「基準適合確認制度」認定を取得

<ESR久喜DCのラウンジ>

20190628esr3 - ESR/久喜DCで営業倉庫の「基準適合確認制度」認定を取得

ESR久喜DCは延べ床面積15万m2超・ワンフロア当たり約3.5万m2と埼玉県最大級のマルチテナント型物流施設。

久喜DCが「基準適合確認制度」による認定を受けたことにより、この施設の利用者はESRの物流施設を賃貸する際に必要だった登録手続き(倉庫業法に基づく変更手続き)が簡素化される上、申請から使用開始までの期間がこれまでより短縮される。

これまでは、倉庫業者(サード・パーティ・ロジスティックスを含む多くの業者)が、貸倉庫を用いて事業を行う際、複雑な手続きが必要で、さらに審査には2か月程度かかり、この手続が完了した後に荷物の取り扱いが可能となっていた。

昨今の物流のニーズの変化を受けて、国土交通省により倉庫業法施行規則の見直しが行われ、この倉庫が倉庫業法に基づく施設設備基準に適合しているか予め確認を受けることができる「基準適合確認制度」が2018年6月29日に創設・運用開始された。ESRは久喜DCにおいてこの制度に申請し、この度認定を受けたもの。

ESRでは久喜DCを皮切りに関東、関西、中部地方にあるESRの物流施設でも順次「基準適合確認制度」に申請を予定している。ESRは今後も様々な取り組みを通じて、顧客サービス向上に努め、顧客のビジネスの拡大や、新たな試みを支えることで物流業界の発展に貢献していくとしている。

■建物概要
名称:ESR久喜ディストリビューションセンター
所在地:埼玉県久喜市上清久字桟敷1000番1
敷地面積:8万1159.30m2
延床面積:15万1501.36m2
竣工:2018年9月30日
構造:地上4階建て・耐震構造
用途地域:市街化調整区域 
アクセス:車 東北自動車道 「久喜IC」より2.5 km
圏央道 「白岡菖蒲IC」より5.0 km
県道12号川越栗橋線より0.1 km
電車 JR東北本線・東武伊勢崎線 「久喜駅」より2.8 km 
東武伊勢崎線「鷲宮駅」より2.5 km
バス 久喜駅より循環バスで約8分

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