ランテックは7月8日、兵庫県西宮市山口町にある関西支店を新築し、竣工したと発表した。
＜ランテック関西支店、左が倉庫棟、右が事務棟＞
＜上空から見たランテック関西支店＞
関西支店は、中国自動車道西宮北ICに隣接する阪神流通センター内に位置し、延床面積2万9772m2の3階建て冷凍冷蔵倉庫で、冷凍立体自動倉庫も設備している。
建物の東西に計49台接車可能な両面トラックバース（全てドックシェルタ）を設備し、保管商品が外気温に触れることなく荷捌きが可能。また、自動倉庫には約7000棚、冷凍冷蔵庫には約1万棚、計1万7000棚をロケーション管理し、荷物用エレベーター1基と垂直搬送機4基により、荷役効率の向上を図っている。
その他、冷凍冷蔵設備に省エネ型の自然冷媒冷凍機を採用。屋根上には出力１Mw の太陽光発電設備設置し、CO2排出量削減と地球温暖化対策に取り組んでいる。
BCPとして、400kVAの非常用発電設備を設備し、停電時でも商品を劣化させることなく、荷受・仮置を実現する。
■関西支店の概要
所在地：兵庫県西宮市山口町阪神流通センター1丁目２番
建物構造：鉄骨造 倉庫3階層 事務所4階層 自動倉庫（制震構造）
敷地面積：2万1041m2
延床面積：2万9772m2
設備：荷物用エレベーター1 基、垂直搬送機4 基、省エネ型自然冷媒冷凍機、デシカント空調設備、太陽光発電設備１Mw、非常用発電設備400kVA
