日野自動車は9月18日、「プロフィア」のリコールを国土交通省に届け出た。
<改善箇所説明図>
不具合の部位は原動機(エンジン制御コンピュータ)で、始動時の回転数制御が不適切なため、オイルポンプの性能ばらつきやエンジンオイルの量により、油圧が発生しないものがある。
そのため、油圧警告灯が点灯し、そのままアイドル回転を続けると軸受部が損傷して、異音が発生するとともに、エンジンが停止するおそれがある。
改善措置として、全車両、エンジン制御プログラムを対策プログラムに書き換える。なお、油圧警告灯点灯履歴があるものについては、異音・振動、オイル状態及びメタル摩耗粉の有無を点検し、異常が認められるものはエンジンを新品に交換する。
対象車両は1車種49型式計2万4602台。不具合件数は125件で、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001308672.pdf