日野自動車は10月9日、「プロフィア」のリコールを国土交通省に届け出た。
<改善箇所>
不具合の部位は電気装置(電気配線)。
大型トラクタの電気配線において、電動キャブチルトおよびエアコン用配線の分岐部の防水処理が不適切なため、分岐部より水が浸入し、素線が腐食して断線することがある。そのため電動キャブチルトやエアコンが作動しなくなり、最悪の場合、腐食部が発熱して、分岐部周辺が焼損するおそれがある。
全車両、当該配線を補修用配線に交換する。なお、この配線を点検し、分岐部周辺の配線に損傷が認められる場合は、損傷部位を補修する。
対象車両は計9829台。不具合件数は29件で、事故は部分焼損が1件。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/report/press/content/001311596.pdf