ZMPは10月10日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」の自動牽引離脱アタッチメントの受注を開始した。
<物流支援ロボットCarriRo 自動牽引離脱アタッチメント>
新製品は、CarriRoが可変ランドマークに到達後、牽引を自動で切り離す機能を搭載している。従来の牽引アタッチメントは着脱が手動だった。
「CarriRo AD(外部連携モデル)」のみへの対応となっており、価格は25万円(税抜)。11月末から出荷を開始する。
ZMPでは、「ピッキング後にトラックの出荷バースまで搬送する際、特定のバース位置にカゴ台車やスリムカートを切り離して配置させる」「工場での工程間の搬送時に、搬送先に受け手が常にいるとは限らない状況で、CarriRoの稼働を止めずに搬送を行う」「エレベーターやリフターなどでの搬送を人手で行う場合に、エレベーターやリフターの前に台車を集積させる」といった用途での利用を想定している。
なお、新製品は伊藤忠食品の物流センターで、正式出荷に先立って先行導入されている。