日本GLPは10月17日、神奈川県平塚市で「GLP平塚I」を着工したと発表した。
<「GLP 平塚I」外観完成イメージ>

「GLP平塚I」は、中間流通会社である中央物産の専用施設として利用されることが決まっている。
「GLP平塚I」の建設地は、都心部から約40kmの神奈川県平塚市のツインシティ大神地区内に所在し、首都圏と中部、近畿圏を結ぶ東名高速道路の「厚木IC」から約3.6km、新東名高速道路の「厚木南IC」から約2.2km と、物流拠点開発地として恵まれたアクセスを有する優れた立地。加えて、今後予定されている新東名高速道路の全線開通(2023年度開通予定)により、さらなる交通利便性の向上が見込まれている。
「GLP平塚I」の設備面の特徴は、作業効率向上のためフォークリフト充電用電源を増やしたほか、就労環境の向上のため庫内にビッグアスファンを設置している。
併せて女性用洗面所の増設や、庫内作業者に加えてドライバーも休憩しやすいように、1階にカフェテリアを設置するなど、働く人へ配慮している。BCP 面では、非常用発電機の設置、環境面では人感センサー制御のLEDを採用することで省エネへの取組みを行っている。
日本GLPの帖佐 義之社長は、「中央物産に、開発計画の段階で『GLP平塚I』への入居を決定頂いたのは作業効率アップの機能・設備や就労環境への配慮を評価いただいたこと。今後も物流オペレーションの効率化を追求しつつ、カスタマーの特定のニーズに応える施設作りを目指す」と述べた。
■施設概要
施設名:「GLP 平塚I」
所在地:神奈川県平塚市大神
敷地面積:約2万m2
延床面積:約4万2000m2
構造:耐震・鉄骨造
着工:2019年10月
竣工:2020年11月(予定)
日本GLP/大阪府茨木市で2棟の「ALFALINK」20.7万m2が満床竣工