トッパン・フォームズ、トッパン・フォームズ東海、トッパン・フォームズ・サービスの３社は10月31日、静岡県袋井市の豊沢工業団地に、東海地方の新たな製造拠点、「トッパン・フォームズ トッパン･フォームズ東海袋井工場」（袋井工場）を竣工した。
＜袋井工場外観＞
工場はトッパンフォームズグループ最大級の製造拠点となる。袋井工場では、トッパン・フォームズ東海の静岡県内の製造3拠点（静岡工場、メディア工場、浜松工場）の集約と川本工場、名古屋工場のビジネスフォーム製造機能の移管をすることで、ビジネスフォームの生産効率の向上と、今後の成長が期待されるカード製品やICタグ・ラベルなどのIoT関連製品の生産体制の拡大・増強につなげる。
それに加えて袋井工場では、東海エリアの顧客を中心に、今まで顧客が自社で処理をしていたプリント関連業務の一括受託も可能になる。
また、グループ会社のトッパン・フォームズ・サービスと共同で袋井工場内に物流センターを併設。ドライバー不足に対応した長距離輸送の改善、積載効率向上など、トッパンフォームズグループ全体の物流網の効率化を実現する。
さらに、袋井工場ではトッパンフォームズグループにおいて初めて従業員向けの託児所を併設する。働き方改革が求められる現在、この工場においても、子育て世代含め従業員の働きやすい労働環境の整備に取り組む、としている。
■概要
工場名：トッパン・フォームズ トッパン・フォームズ東海 袋井工場
所在地：静岡県袋井市豊沢2228番地の1
敷地面積：約7万7073m2
延床面積：約4万8122m2
竣工予定日：2019年10月31日
