LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





CBRE/アルプス物流の物流拠点構築をサポート

2019年11月15日/物流施設

CBREは11月15日、アルプス物流の物流施設の拠点構築をサポートし、プロジェクトを完了したと発表した。

<アルプス物流の首都圏ゲートウェイを担う加須営業所>

20191115cbre 520x347 - CBRE/アルプス物流の物流拠点構築をサポート

<電子部品を扱う専門性から独自仕様の倉庫が必要だった>

20191115cbre1 - CBRE/アルプス物流の物流拠点構築をサポート

CBREは、2017年6月にアルプス物流から移転先の用地に関する売買契約の仲介業務と、物流拠点開発に関するアドバイザリー業務を受託。プロジェクトの実施により、埼玉県にある物流施設機能は、2018年5月に地上5階建ての新倉庫に集約され、同倉庫はアルプス物流の首都圏の北のゲートウェイを担う新たな物流拠点となった。

CBREは、用地選定業務において、クライアントが目指す物流施設機能の強化・改善を達成するため、各拠点との利便性が高く、営業倉庫として効率よく運用できる立地に注力。最適なエリアとして加須の用地を提案し、拠点構築プロジェクト遂行に貢献した。

プロジェクトを統括したアルプス物流の吹山浩司常務取締役事業本部長は、「拠点構築にあたり、CBREには、当社の要望や状況の把握、スケジュール調整、用地取得の際の農地転用に伴う、さまざまな問題の解決から、物流開発アドバイザリーに至るまで、きめ細かい対応をしてもらった。おかげで、国内輸送ネットワークの要として、質の高い保管環境を実現した倉庫を完成することができ、大変感謝している」と述べた。

また、CBRE アドバイザリー&トランザクションサービス インダストリアル営業本部の松原裕隆シニアコンサルタントは、「全国でマルチテナント型の物流賃貸施設が多く供給されているが、そのほとんどが汎用性のある施設となっており、業種によっては、仕様が合わないケースがある。アルプス物流のプロジェクトでは、電子部品を扱う専門性から、土地を購入し、独自仕様の自社倉庫を建てたいとの要望があったため、CBREから、幅広い土地情報の提供や土地のコストを抑えた倉庫開発の提案を行い、クライアントのビジネス戦略に沿った最適なソリューションを提供することができた」とコメントした。

■アルプス物流 加須営業所
所在地:埼玉県加須市北大桑110
アクセス:東北自動車道「加須IC」から5分
開設:2018年5月1日
敷地面積:約1万600坪
構造・規模:RC構造、地上5階建
延床面積:約5000坪
CBRE業務:農地転用による物流開発アドバイザリー、用地売買仲介

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース