国土交通省は1月24日、ミャンマー・ヤンゴンにおいて、1月16日に「日ミャンマー物流政策対話及びコールドチェーン物流ワークショップ」を開催し、その結果を発表した。
<日ミャンマー物流政策対話の様子(日本側)>
<日ミャンマー物流政策対話の様子(ミャンマー側)>
物流政策対話では、ミャンマー運輸・通信省より、同国の物流施策を推進していくため、同省に新たに「コーディネート部局」を設置予定であることが説明された。また、我が国物流事業者がミャンマーでの円滑な物流網を構築するため、ミャンマーとタイをまたぐ東西経済回廊でのミャンマー側の交通インフラ(道路)の改善の必要性に関する議論を行った。
コールドチェーン物流ワークショップでは、学識者(流通科学大学教授)よりコールドチェーン物流の必要性に関する基調講演があり、また我が国物流事業者等より質の高いコールドチェーン物流サービス及び物流機器が紹介され、ミャンマーにおけるコールドチェーン物流の更なる発展に取り組んでいくことを確認した。
■日ミャンマー物流政策対話及びコールドチェーン物流ワークショップ 開催概要
日時:1月16日 9:30 ~ 17:30
場所:ミャンマー・ヤンゴン 於:Park Royal Hotel, Yangon
出席者:(日本側)宮島国土交通省大臣官房参事官(国際物流)、農林水産省、環境省、在ミャンマー日本大使館、学識者、JICA、JETRO、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)、物流事業者、物流機器メーカー、認証機関、等(35名)
(ミャンマー側):ミョー ニェイン エー運輸・通信省港湾局副部長、関係省庁、物流関連団体、等(32名)