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泉北高速鉄道/茨木市のトラックTにトナミ、第一、久留米、旭食品

2020年04月27日/物流施設

泉北高速鉄道は「北大阪トラックターミナル1号棟」を竣工し、4月3日に竣工式を行った。

<竣工した北大阪トラックターミナル1号棟>
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<北大阪トラックターミナル1号棟完成予想図>
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北大阪トラックターミナルは、都心部より約10km、高速道路や主要幹線道路に近接する流通業務団地内に位置し、24時間365日稼働できる関西圏で数少ない大規模な物流業務の最適地。

泉北高速鉄道では全面的なトラックターミナルの再開発を進めることとしており、公共性の高いトラックターミナル機能を堅持しつつ、配送センター等の物流施設を集積することで、北大阪が関西圏での一大物流拠点となることを目指している。

「北大阪トラックターミナル1号棟」 は、その起点となる施設で、4階建、 延床面積4万9980m2、1、2階はトラックターミナル(71バース)、3、4階は配送センターとして3階に接車バース(32バース)を設け、2、3階へは広幅員のスロープによりスムーズにアクセスが可能。

<2階トラックターミナルバース>
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<1Fラウンジ>
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また、働く人たちの憩いのスペースとして、ゆったりと会話を楽しむことができるラウンジや、風と緑を感じることができる屋上テラスを設け、快適な労働環境を提供する。

施設の1、2階には、トナミ運輸、第一貨物、久留米運送の特別積合せ貨物運送事業者3社に、3、4階には食品卸事業者の旭食品がそれぞれ入居する予定だ。

なお、施設の特長として、1、2階の複層階のトラックターミナルは、一般トラックターミナルとしては、全国初の施設となる。幹線輸送を行うトラックターミナルと荷主である配送センターが一体となった複合的な物流施設として、迅速且つ効率的な物流を実現する利便性の高い物流施設を提供する。

また、トナミ運輸、第一貨物、久留米運送の3社は、幹線便の共同運行など以前から連携が図られており、この施設に3社が入居することにより、更なるネットワークの強化が期待される。

さらに、旭食品では、交通の結節点であるこの施設に拠点を配置することで、近畿エリアでの物流機能強化が期待される、としている。

■概要
名称:「北大阪トラックターミナル1号棟」
所在地 大阪府茨木市宮島二丁目
延床面積:約4万9980m2(1F:1万4348m2、2F:1万2526m2、3F:1万1529m2、4F:1万1529、塔屋:49m2)
梁下有効高:5.5m
床荷重:1.5t/m2
構造:地上4階建(1~3階 柱:RC造、梁:S造、4階 S造)
環境対応:LED照明、外壁サンドイッチパネル、屋根遮熱塗装

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