Hacobuは4月30日、物流情報プラットフォーム「MOVO」のシステム基盤を刷新したと発表した。
一部サービスは新基盤上ですでに稼働しており、2020年夏までに各サービスを新たな基盤上で提供し、外部サービスとの連携、既存サービスの機能多様化・実装のスピードアップなどが可能となるという。
<新基盤上で稼働する動態管理サービス「MOVO Fleet」>
システム基盤のプログラミングコードをゼロベースですべて書き直し、「MOVO」のアーキテクチャとしてマイクロサービスを採用した。
今回のシステム基盤刷新により、APIを公開し、企業間物流に関わる外部サービスと「MOVO」との連携が可能になり、SAPの基幹システムとの連携や、ライナロジクス社の完全AI自動配車システム「LYNA CLOUD」との連携など、外部サービスをシームレスに利用することが可能となる。
トラック予約受付サービス「MOVO Berth」と動態管理サービス「MOVO Fleet」の連携として、「バース予約に対する到着/遅延自動連絡」機能の実装等を予定している。
さらに、既存サービスについて、よりスピーディに多様な機能を実装し、素早くユーザーに提供することが可能になるという。
Hacobuの執行役員CTO、戸井田裕貴氏は「弊社開発チームは様々な技術を駆使し、少数精鋭でアジャイル開発を行うことで、開発速度とサービス品質を極限まで高めるため日々活動しており、最終的に従来の旧基盤での開発に比べ、300%の開発効率と速度アップを実現した」と説明している。
■Hacobu
https://movo.co.jp/