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エスライン/3月期の売上高0.3%減、営業利益42.3%減

2020年05月08日/決算

エスラインが5月8日に発表した2020年3月期決算によると、売上高489億9900万円(前年同期比0.3%減)、営業利益9億7400万円(42.3%減)、経常利益10億5800万円(39.8%減)、親会社に帰属する当期利益31億1800万円(221.7%増)となった。

物流関連事業の売上高は481億7800万円(前年同期比0.3%減)、営業利益は13億3200万円(34.8%減)となった。

輸送サービス部門では、主力事業の特別積み合せ貨物運送事業の貨物輸送量が、前年を大きく下回ったことにより、減収となった。

物流サービス部門では、エスライン郡上では、昨年5月に移動ラック式定温管理倉庫を新築し、医薬部外品の保管業務を新たに開始した。また、エスラインギフでは、昨年10月に飲料保管用の自動ラック倉庫を建築し、入出庫および保管業務を積極的に展開したことにより、保管収入は増収となった。しかしながら、衣料品量販店や大手流通グループの専門店でも販売不振および新型コロナウイルス感染症の影響で加工業務が減少または停止となったことにより、加工収入は減収となったが、物流サービス部門全体では増収となった。

次期は、新型コロナウイルスの感染拡大による今後の影響度合いの算定が現段階において、非常に困難であることから、開示していない。今後、業績への影響を慎重に見極め、業績予想が可能となった段階で速やかに開示する。

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