日本貿易振興会(ジェトロ)は5月11日、海外産業人材育成協会(AOTS)から「海外サプライチェーン多元化等支援事業」の事務局を受託したと発表した。
この事業は、経済産業省がAMEICC(日ASEAN経済産業協力委員会)を通じて、国際的に生産拠点の集中度が高い製品のASEAN等における多元化等を図る企業の設備導入等を支援するもの。
それにより、サプライチェーンの分断リスク低減を図り、持続可能で責任ある供給体制を確立するとともに、日ASEAN経済産業協力関係を強化することを目的としている。
具体的には「海外サプライチェーン多元化等に資する設備導入補助事業」、「海外サプライチェーン多元化等に資する実証事業」、「海外サプライチェーン多元化等に資する実現可能性調査」の3つの事業を実施する。
このうち、補助事業では、日・ASEANのサプライチェーン強靱化のため、ASEAN等の地域において、サプライチェーン多元化を目的とした設備導入や、設備導入のためのFS調査、実証事業等にかかる経費の一部を補助する。
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