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CBREGI/神戸市のコスモ石油油槽所跡地に14.2万m2物流施設

2020年06月05日/物流施設

CBREグローバルインベスターズは6月5日、神戸市長田区に2棟・総延床面積14万2000m2の物流施設を建設すると発表した。

新施設は、国内の共同投資家2社と共同で開発を進める予定。西棟(地上3階建て延床面積8万5000m2)と東棟(地上4階建て延床面積5万7000m2)の2棟構成で、2021年10月に着工し、西棟が2023年2月、東棟が同5月の竣工を想定している。

建設地はコスモ石油の油槽所跡地で、アジア地域で運用するクローズドエンド型旗艦ファンド「アジアバリューパートナーズ V」が組成した神戸ベイ特定目的会社を通じて、コスモ石油から取得した。敷地面積は7万8900m2で、阪神高速3号神戸線「若宮出入口」から1km、JR山陽本線「鷹取駅」から徒歩12分の距離に立地している。

アジアバリューパートナーズVのファンドマネジャーで、CBREグローバルインベスターズAPACのAdrian Baker CEO兼CIOは「日本の主要都市での物流セクターへの投資には引続き強い確信を持っている。新施設は優れた立地特性から高いリーシング需要を見込んでおり、完成後には周辺地域が戦略的に重要な物流拠点となることを期待している」とコメントしている。

なお、アジアバリューパートナーズVは、2020年に9億米ドルのエクイティ募集を完了しており、今回のほか、日本の物流施設への投資案件として3月と4月にCBREGI多治見とCBREGI八千代を取得している。

■取得用地の概要
所在地:神戸市長田区駒ヶ林南町8-1
敷地面積:7万8900m2(公簿)
売主:コスモ石油
買主:神戸ベイ特定目的会社

■物流施設の建設概要
「西棟」
階層:地上3階建て
延床面積:8万5000m2
着工:2021年10月
竣工:2023年2月

「東棟」
階層:地上4階建て
延床面積:5万7000m2
着工:2021年10月
竣工:2023年5月

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