日本郵船は8月5日、同社の国内初となる完成車ターミナル「横浜港大黒C-3ターミナル」の運営を開始したと発表した。
<横浜港大黒C-3ターミナルに着岸した本船「SHOHJIN」>
8月4日に、同社の自動車専用船「SHOHJIN」が第一船として初入港した。
同ターミナルは、日本郵船が横浜川崎国際港湾(YKIP)から借り受けて運営。完成車や建設機械等の輸出・輸入の荷役作業や蔵置、トランシップ(積み替え)など多様なニーズに対応可能で、今後は他社の運航船も受け入れてサービスの拡充を図る。
また、敷地内に荷役作業員の休憩所を設置するほか、夜間作業の為の港湾用LED照明を導入するなど、作業員が働きやすく、環境にやさしいターミナルを目指す。
■横浜港大黒C-3ターミナルの概要
所在地:横浜市鶴見区大黒ふ頭21
事業内容:完成車ターミナル事業
岸壁全長:350m(1バース)
水深:15m
敷地面積:14万m2(バース部分含む)
蔵置可能台:7000台