凸版印刷の100%子会社おかぴファーマシーシステムは8月7日、処方せん薬を最短当日に宅配するサービス「とどくすりEXPRESS(エクスプレス)」の提供を開始した。
とどくすりEXPRESSでは、医療機関での受診後、患者がサイトから申し込むことで、処方せん薬がおかぴファーマシーシステムの自営薬局「とどくすり薬局」から自宅へ最短当日に配送される。
当初は、「とどくすり薬局」の周辺地域(台東区全域と千代田区、中央区、墨田区の一部)からサービスを提供し、今後サービスエリアを拡大する予定。配送料は、サービス品質向上のためのアンケ―トに協力することで無料で利用できる。
とどくすりEXPRESSは、3月30日に開始した処方せん薬宅配サービス「とどくすりβ版」による配送スピードの向上を図ったサービス。おかぴファーマシーシステムは、同サービスとあわせて患者が薬代と医療費を一括で支払いできる医療機関向けサービス「とどくすり電話診療サポート」も8月7日から提供を開始しており、両サービスによって電話・オンライン診療の普及を始めとした、厚生労働省が公表する「新しい生活様式」の実現を支援する。
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