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クボタ/56億円投じ、米国カンザス州に新製造拠点

2020年08月18日/生産

クボタは8月17日、大阪府堺市の堺製造所で生産する北米市場向けの小型建設機械「コンパクトトラックローダー(CTL)」の生産の一部を米国に移管すると発表した。

<新拠点で生産するCTL>
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<CTLはさまざまな作業機器を装着することで、軽土木や園芸など多様な作業に使用可能>
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それに伴い、米国子会社 Great Plains Manufacturing Inc.(GPM)がカンザス州サライナ市にCTLの生産拠点を新設し、2022年から量産を開始する。生産拠点の新設により、顧客の要望にスピーディに対応できる体制を構築することで、小型建機事業の更なる拡大を目指す。

現在、北米向けの小型建機の大半を日本国内で生産しているが、消費地である米国で生産することで、リードタイムの短縮や為替リスクの低減などが可能となることに加え、GPM社内で建設機械を製造することで、作業機器との連携をさらに高度化することもねらいとしている。

■新製造拠点の概要
所在地:アメリカ合衆国 カンザス州 サライナ市
規模:土地64.7万m2、建屋 7.4万m2
投資額:約56億円(53Mドル)
生産品目:コンパクトトラックローダー1機種 SVL65
生産台数:3000台(2023年、予定)
従業員数:120名(予定)
量産開始:2022年9月(予定)

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