ヤフーとヤマト運輸は8月24日、インターネットオークションサービス「ヤフオク!」とフリマアプリ「PayPayフリマ」で、非対面配送の連携を強化すると発表した。
9月1日から、両社が提供している全国一律の配送サービス「ヤフネコ!パック」の中で、ポスト投函型サービス「ネコポス」の送料を、従来の全国一律195円から170円に引き下げる。これは、個人間取引向けに提供する「ネコポス」の中で最安値。送料を落札者負担に設定する場合も、現在の225円から210円に変更する。
さらに今秋から、「置き配」をはじめさまざまな受け取り方が選択できるEC向け配送商品「EAZY(イージー)」を、PayPayフリマ」に先行して導入。その後「ヤフオク!」にも対応する予定だ。EAZYは、ヤフーのオンラインショッピングモール「PayPayモール」と「Yahoo!ショッピング」の一部ストアで導入されており、個人間取引に適用を拡大する。
そのほか、Yahoo! JAPAN上の「ヤフネコ!パック」ページで、一般ユーザーに宅配便ロッカー「PUDOステーション」の設置希望場所に関するアンケートを実施(8月24日~9月21日)。集計結果をヤマト運輸とPackcity Japanが分析し「PUDOステーション」の増設場所候補を検討していく。