ラクスルが9月10日に発表した2020年7月期決算短信によると、ハコベルセグメントの売上高は21億8600万円(前年度比41.7%増)、営業損失3億7000万円(前年度は1億6100万円の損失)となった。
ハコベルセグメントでは、大口顧客に対してコスト削減に寄与するソリューションを提供したことで発注頻度が上昇し、売上高が拡大。また、過去の蓄積データを活用して運送会社への発注内容・発注価格を最適化するアルゴリズムを開発・導入し、車両手配までのリードタイム短縮と売上総利益率の向上を実現した。
そのほか、従来のマッチングビジネスに加え、運行管理システムをSaaSサービスとして提供を開始しており、今後の売上総利益率の向上への寄与を見込んでいる。
栗林商船 決算/4~6月の売上高は8.6%増、営業利益3.7億円