ダイムラーAG/バッテリー式電動トラック等の走行距離700万㎞超

2020年09月15日 

ふそう、メルセデスベンツ、フレイトライナーを含むダイムラー商用車ブランドを抱えるダイムラーAGは9月14日、バッテリー式電気自動車(BEV)が累計700万キロの走行距離を達成したと発表した。

これは、2022年までに全世界主要地域でバッテリー式電動商用車を販売する計画にむけて、世界各国での実証走行データを開発に反映したもの。

ダイムラー・トラックは、電動化戦略の一環として、2022年までにすべての主要販売地域においてバッテリー式電気自動車を投入する計画だ。ダイムラー・トラック傘下のふそう、メルセデス・ベンツ、そしてフレイトライナーの商用車ブランドの電気トラックはすでに世界各国で実用化を実現してきた。

<三菱ふそうトラック・バスのeCanter>
三菱ふそうトラック・バスのeCanter

<メルセデス・ベンツのe アクトロス>
メルセデス・ベンツのe アクトロス

現在、小型部門ではふそうの「eCanter」、中型部門ではフレイトライナーの「eM2」、大型部門ではメルセデス・ベンツの「e アクトロス」およびフレイトライナーの「e カスケディア」が顧客に利用されている。さらに2018年から量産しているメルセデス・ベンツの路線バス「e シターロ」は、ヨーロッパの様々な都市で市民の交通手段として活用されている。

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は電気小型トラック「eCanter」を2017年9月に世界初公開し、その後世界中の多くの顧客に届けてきた。「eCanter」は、今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答えとして開発した車両。これまで既に日本国内外で 170台以上が稼働中で、環境に優しく経済性に優れていることが証明されている。

「eCanter」は、車両総重量7.5トンクラス、最長で急速充電の場合約 1.5時間、普通充電では約11時間の充電で、航続距離は約100kmを確保している。電気駆動システムには、モーター(最大出力135kW、最大トルク 390Nm)と、370V・13.5kWh の高電圧リチウムイオンバッテリーパックを6個搭載している。

さらに先月、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装置を搭載した新型モデルを発表した。同車は、川崎(日本)およびトラマガル(ポルトガル)で生産している。

ダイムラー・トラックは、企業戦略である持続可能性を追求し、2039 年までに欧州、日本及び北米地域の主要3市場で全ての新型車両をCO2 ニュートラル(燃料タンクから走行時まで)化する目標を2019年10月に発表した。その一環として、2022年までには、これらの主要地域における販売の車両ポートフォリオに、量産型電気トラックを導入する計画だ。さらに 2020年代後半には水素駆動の量産車により航続距離の拡大を目指すとしている。

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