LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





+A/ビッグフラップ型t-Sortの導入で作業効率30%以上の改善

2020年10月01日/IT・機器

プラスオートメーション(+A)は10月1日、Zhejiang Libiao Robots Co., Ltd.が製造するソーティングロボットシステム「tSort」のフラップを従来よりも大型化した「ビッグフラップ型t-Sort」のサブスクリプションサービスを本格的に開始したと発表した。

<ビッグフラップ型t-Sort>
20201001plusa1 520x400 - +A/ビッグフラップ型t-Sortの導入で作業効率30%以上の改善

このサービスの提供により従来の仕分け設備では困難であった非定型・大型商品の仕分け対応まで可能となり、⼀部の商品寸法の問題から機械化出来ず手仕分け対応をせざるを得なかった現場への導入等、今後の新たな展開が期待される。

t-Sortは、シュート(仕分け先)間口の寸法を仕分け箱寸法に合わせ自由に設計できることが特徴で、今回のビッグフラップと合わせることでより多様な顧客ニーズに対応することが可能となる。

国内では初となる「ビッグフラップ型 t-Sort」導入先は、ゴールドウイングループの物流作業を受託する東砺倉庫の富山県の在庫型物流センター(DC)となった。

従来人の手仕分けにより行っていた大型リュックサックを始めとする多様な形状のアパレル・スポーツ用品を各店舗先への仕分けに「ビッグフラップ型 t-Sort」を活用することで作業を自動化し、従来比30%以上の効率化を実現した。

<従来型t-Sort(左)とビッグフラップ型t-Sort >
20201001plusa2 520x168 - +A/ビッグフラップ型t-Sortの導入で作業効率30%以上の改善

「ビッグフラップ型 t-Sort」は運搬可能商品重量上限が〜5KG程度。運搬可能商品寸法がL51cm x W69cm以内(ダウンジャケット、バックパック、靴箱等様々な商品に対応)。ラインナップのうち「t-Sort」は、無人搬送車(AGV)により物品を搬送し、少人数少⼈数・短期間・大量の仕分け作業を実現する「全設備可動式の次世代型ソーターシステム」。

従来の固定ソーターと比較し高い柔軟性(物量に合わせて台数・面積を変化させ処理能力増減可、自由にレイアウト変更可、空きスペースに配置可)と機動力(導入・撤去短リードタイム、故障時はロボット交換可)を持つことに加え、省スペース(固定ソーター比、最大半分以下のスペースで設置)での運用を実現する、としている。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース