Hacobu/脱FAX出社、配送案件管理サービス提供開始

2020年10月02日 

Hacobuは10月2日、大手荷主企業、大手3PL事業者向けに輸配送に関わる工数を削減するアプリケーション、配送案件管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」の提供を開始した。

<「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」イメージ>
「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」イメージ

これまで、手書き文字の誤認や車両の手配漏れなどのミス、情報が共有されにくいことに起因する状況把握の電話リレーや車両手配の重複、さらには依頼した配送案件が複数の運送会社を経由した結果として自社の別営業所の車両で運ぶことになった、などといった非効率が起きていた。また、 コロナ禍においてはFAXのためにテレワークが導入できない「FAX出社」が物流業界でも起きていた。

配送案件管理サービス「MOVO Vista」は、荷主企業、元請企業、協力運送会社がFAX、電話に替えて「MOVO Vista」にアクセスし、オンライン上で輸配送の実行業務をやり取りすることで、輸配送データがデジタル化・見える化される。これにより、3者のコミュニケーションコストが大幅に削減され、様々なメリットを提供することができる。

「MOVO Vista」のメリットは、荷主企業にとり、「元請企業との情報のやり取りの効率化」「出荷単位やSKU単位で配送実績の取得が可能」「待機や輸配送の遅れの察知、 業務の可視化による輸送費の削減」「輸送の見える化による在庫削減、 保管費の最適化」が挙げられる。

また、元請企業/3PL事業者のメリットとして、「荷主企業、 協力運送会社との情報のやり取りの効率化」「顧客へのEnd to End Visibility(サプライチェーン全体の見える化)の付加価値提供」「属人化しやすい協力運送会社のネットワークの共有」等がある。

さらに、協力運送会社のメリットとして「元請企業との情報のやり取りの効率化」「自社でのIT投資を行うことなく利用が可能」「配送案件情報の自社システムへの入力業務工数の削減」を挙げている。

今後は複数の企業に導入しながら、配送指示書・請求書の自動生成機能や求貨求車情報のオープン化機能などをアジャイル開発で追加していく予定だ。

なお、世界最大シェアのERPベンダーであるSAP社の基幹システム「S/4HANA」とシームレスに連携することで、タイムリーな会計処理と輸送費の把握が可能になる。これは、流通経路である「商流」と、企業が本業に専念するためにアウトソーシングしてきた「物流」がデジタル上で繋がる、新たな取り組みとなる。

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