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ニチレイロジ/冷凍庫で自動運転フォークリフトの実証実験

2020年10月08日/IT・機器

ニチレイロジグループ本社と豊田自動織機は10月8日、-25℃の作業環境下における冷蔵・冷凍自動運転フォークリフトの実証実験を10月から開始したと発表した。

実証実験は、ロジスティクス・ネットワークの品川物流センターで、2021年9月の完了を目指して行う。冷凍環境下(-25℃)での実証実験により、機台の耐久性、同一機台での冷蔵・冷凍ゾーン間の移動、有人フォークリフトとの共存などの内容を検証していく。

冷蔵・冷凍ゾーン間の移動では、急激な温度変化で発生する結露やもやが、機台とその走行に影響を与えることから、これまで自動運転フォークリフトの活用は困難とされていた。今回、これに対応した機台を国内で初めて実用化し、実証結果から抽出される課題を元に改良を重ね、製品化を目指す。

両社は、2018年にキョクレイ大黒物流センターで冷蔵環境下(+2℃)での自動運転フォークリフトの実証実験を実施し、有効性を確認している。

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