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富士通、マイクロソフト/ローカル5GでAGV等の状況を可視化

2020年10月08日/IT・機器

富士通は10月8日、日本マイクロソフトと共同で、ローカル5Gを活用してリアルタイムに施設内のデータを可視化するシステムの有効性を検証したと発表した。

<システムのイメージ>
20201008fujitsu 520x250 - 富士通、マイクロソフト/ローカル5GでAGV等の状況を可視化

<COLMINAによる各種データの可視化画面>
20201008fujitsu1 520x300 - 富士通、マイクロソフト/ローカル5GでAGV等の状況を可視化

システムの検証は、富士通が川崎市に所有するローカル5Gの検証施設「FUJITSU コラボレーションラボ」で行われた。富士通のローカル5Gネットワークを通して、施設内を動く人や無人搬送車両の高精細映像、カメラやモバイル端末、サーバなどの稼働データを日本マイクロソフトの「Azure IoT Edge」プラットフォームで分析し、富士通のものづくりデジタルプレイス「COLMINA」上で、人や無人搬送車両、設備の状況を一元的に可視化。ローカル5Gとクラウド環境を統合したことで、ネットワークやアプリケーション処理の負荷に応じた最適なシステムを実現した。

今後は、検証で得られた知見をもとに、2020年度内に富士通のネットワーク機器製造拠点「小山工場」での検証を開始し、グローバル展開も視野に入れ、日本マイクロソフトとソリューションの共同開発を進めていく方針。

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