トランコムが10月26日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高726億4500万円（前年同期比9.4％減）、営業利益35億9200万円（2.2％減）、経常利益36億6600万円（1.0％増）、親会社に帰属する当期利益25億6200万円（8.5％増）となった。
セグメント別では、ロジスティクスマネジメント事業については、前期及び今期稼働拠点の寄与に加え、コロナ禍による巣ごもり需要で個人宅配ニーズが高まり物量が増加したことなどにより、増収増益だった。
物流情報サービス事業については、国内輸送需要の減衰により、貨物情報数は前年同期比37.1％減少、空車情報数は25.2％増加、成約件数は15.3％減少となり、減収減益となった。
インダストリアルサポート事業については、顧客の生産減や工場閉鎖等の影響を大きく受け、減収減益となった。
通期は、売上高1490億円（8.8％減）、営業利益76億4000万円（1.0％増）、経常利益77億7000万円（4.7％増）、親会社に帰属する当期利益52億7000万円（7.3％増）を見込んでいる。
