日本プロロジスリート投資法人は11月25日、「プロロジスパーク茨木」に入居しているニトリから2021年12月31日付で賃貸借契約を中途解約する旨の通知書を受領したと発表した。
ニトリは、プロロジスパーク茨木のうち総面積の84%を占める12万9400m2を賃借し、物流子会社であるホームロジスティクスの「大阪DC」として利用している。今回、プロロジスパーク茨木の賃貸借契約に則り、全賃貸面積を2021年12月31日付で解約する旨を、日本プロロジスリート投資法人へ通知した。
プロロジスパーク茨木に関する賃貸借契約では、2021年12月31日を中途解約可能日とし、違約金を支払うことなく中途解約することができる権利が定められているほか、テナントが中途解約権を行使する際は、中途解約可能日の1年前までに投資法人へ中途解約する旨を書面で通知をするものとしている。今回のニトリによる中途解約は、これらの取り決めに則り行われるもの。
ニトリ退去後の入居スペースについては、物件の競争優位性を充分に勘案した上で、今後リーシング活動を進める予定。