楽天は12月7日、神奈川県横須賀市で自動配送ロボットによるスーパーからの商品配送サービスの実現に向けた公道走行実証実験を12月14日から開始すると発表した。
実証実験では、横須賀市馬堀海岸地域の住宅地(約200m×約120mの範囲)で低速・小型の自動配送ロボットを自動走行させ、公道を安全に自動走行できることを実証する。ロボットは、同地域から約5km離れた「横須賀リサーチパーク」から遠隔監視しながら走行させる。今回使用するロボットはパナソニック製。楽天は、過去の実証実験で中国・京東集団のロボットを使用してきた。
この取り組みは、同地域の「西友 馬堀店」から近隣の住宅地への自動配送ロボットを活用した商品配送サービスの実現を目指すもの。2021年前半には、実際に近隣の住民から注文を受けて「西友 馬堀店」の商品を配達するサービスを期間限定で提供する予定。
■自動配送ロボットの概要
メーカー:パナソニック
機体サイズ:長さ115cm×幅65cm×高さ115cm
最高速度:4km/h