日通商事は12月21日、同社が2018年に自社開発したフィルム自動包装機「ALOZ EC Packaging System」の使用フィルムのラインナップに、環境に配慮した生分解性プラスチックフィルムを追加したと発表した。
プラスチックごみの増加が問題視される中、その解決策のひとつに生分解性プラスチックが注目されており、環境汚染を意識される多くの顧客の声に応え、幾度となる試験を行った結果、ALOZ EC Packaging System使用フィルムに、環境に配慮した生分解性プラスチックフィルムを採用することに成功したもの。
この生分解性プラスチックフィルムは、イタリアの生分解性プラスチックメーカー「NOVAMONT社」が開発した「MATER-Bi」を原材料としており、商品出荷時の包装資材として寿命や強度など輸送環境に耐えうることが確認できたため、同社のALOZ EC Packaging Systemの使用フィルムとして採用した。
日通商事は、今後も顧客の多種・多様化するニーズに応えていくとともに、環境に配慮した商品・サービスの提案を積極的に行っていくとしている。