CBcloudは12月21日、オンライン会見で今後の注力事業や次期物流大綱への取り組みについて説明した。
注力事業には、宅配効率化システム「SmaRyu Post」と運送業務支援システム「SmaRyu Truck」の2つを挙げ、「SmaRyu Post」でスマートロッカーやスマートメーター、ドローンなど5G等で今後展開されるテクノロジーと連携、「SmaRyu Truck」では運行情報を統合・活用することによって、宅配効率化および経営管理の両分野でプラットフォームを目指すと説明した。
そのうえで、両サービスの注力ポイントとして「現場のオペレーション目線を大事にした開発とスピードを持った改善」「現場目線のソフトウェア開発」「ビッグデータを活用したルーティング等の最適化」の3点を挙げた。
また、国が検討を進めている次期物流大綱に対しては、両サービスによる属人化・アナログの解消、業務の効率化、再配達率の削減などにより、同大綱が目標に掲げる「物流DXと物流標準化の推進によるサプライチェーン全体の徹底した最適化(簡素で滑らかな物流)」や「労働力不足対策と物流構造改革の推進(担い手にやさしい物流)」に寄与していくと、自社の果たす役割を示した。
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