川崎汽船は12月22日、Macquarie Infrastructure and Real Assetsが運営するインフラ投資ファンドに対する、川崎汽船の連結子会社である International Transportation Service, Inc.(ITS)の同社保有全株式について、2020年12月22日に譲渡が完了したと発表した。
Macquarie Infrastructure and Real Assetsは、米国ニューヨークに本社を置き、25年以上にわたり世界をリードするインフラ投資ファンドとして、1460億ドルの資産を管理しており(2020年9月30日時点)、147のポートフォリオビジネス、約500の不動産、480万ヘクタールの農地への投資を行っている。
また、ITS社は、1971年以来米国カリフォルニア州ロングビーチ港においてコンテナターミナル事業を営んでいる。ワシントン州タコマ港においても同社100%出資の子会社である Husky Terminal & Stevedoring, Inc.社が1983年にコンテナターミナル事業を開始。
現在は両社ともに川崎汽船がコンテナ船事業を移管した Ocean Network Express Pte. Ltd.社が所属するTHE Alliance を主要顧客としてサービスを提供している。
連結子会社の異動を伴う株式譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ
https://www.kline.co.jp/ja/news/ir/auto_20200804474447/pdfFile.pdf
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