商船三井は1月21日、全額出資のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「MOL PLUS(エムオーエル・プラス)」を設立すると発表した。
新会社では、中長期的な視点で海運業のビジネスモデル変革や新規事業創出を実現し得る国内外のアーリー、ミドルステージのスタートアップ企業を中心に、幅広く投資を行う。
出資枠は40億円を確保。中でも、海上輸送や物流事業におけるビジネスモデルを変革し得る領域、海洋事業、環境事業、フェリー・客船等の商船三井グループ事業の将来に中長期的に関わりのある領域への投資を想定しており、スタートアップ企業が持つ斬新なアイデアやテクノロジーと商船三井のリソースによる相乗効果を創出し、海運業と社会に新しい価値をプラスする新規事業の創出を目指す。
■MOL PLUSの会社概要(予定)
所在地:東京都港区虎ノ門2-1-1
設立時期:2021年5月
事業内容:スタートアップ企業への投資、商船三井グループとの協業推進
決算期:3月
出資枠:40億円
株主:商船三井100%出資