杉村倉庫が1月29日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高75億9400万円（前年同期比1.6％減）、営業利益9億2800万円（0.3％増）、経常利益9億200万円（2.2％増）、親会社に帰属する当期利益7億3400万円（1.8％増）となった。
倉庫業務は、前年同期に比べ、化学工業品や日用品の取り扱いが増加したが、食料工業品の取り扱いが減少した。運送業務では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から一部の荷主企業からの配送委託物量が減少したものの、オフィス移転作業が増加した。
その結果、外部顧客に対する売上高は、63億8400万円と前年同期と比較して1億200万円（1.6％）の減収になった。営業原価で人件費は減少したが、営業利益は5億2200万円となり、前年同期に比べ700万円（1.4％）の減益となった。
通期は、売上高100億2000万円（2.4％減）、営業利益10億9000万円（9.5％減）、経常利益10億3000万円（9.5％減）、親会社に帰属する当期利益8億5000万円（8.0％減）を見込んでいる。
