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日野自動車/子会社NLJにギオン等6社が出資

2021年02月01日/SCM・経営

日野自動車は2月1日、子会社のNEXT Logistics Japan(NLJ)のパートナー企業にギオン、鴻池運輸、鈴与、日清食品ホールディングス、日本製紙物流、ブリヂストンの6社が加わり、各社から合計7300万円の出資を受けると発表した。

<幹線輸送スキームの実用化に向けた取組みとイメージ>
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これにより、NLJへの参画企業は計15社となる。

NLJは「ドライバー不足でモノが運べなくなる」という社会課題に対し、25mフルトレーラーを活用した効率化・省人化に寄与する新たな幹線輸送スキームの構築を目指しており、2019年12月の事業開始から1年で、従来比で運送人員の半減および、CO2排出量の32%削減を実現した。

今回、新たにパートナーに加わる各社の知見とノウハウを融合することで、ドライバー不足など物流における社会課題の解決に向け、運送人員を6分の1に、CO2排出量ゼロを目標とし、さらなる幹線輸送の効率化を目指す。

■パートナー各社との主な取り組み
ギオン:クロスドック拠点開発での協業、および輸送オペレーションノウハウの知見活用
鴻池運輸:最先端物流施設のテクノロジーを活用した、クロスドック拠点の自動化技術ノウハウ活用推進
鈴与:豊富なトレーラー輸送知見などを活用した幹線輸送オペレーションの確立
日清食品ホールディングス:グループ内の多様な食品類の輸送を通じた各種混載パターンの拡大
日本製紙物流:多様な紙製品の輸送を通じた軽重混載パターンの拡大、および幹線輸送におけるクロスドック拠点の活用
ブリヂストン:特殊荷(タイヤ等)輸送ノウハウの確立、デジタルの活用によるタイヤを起点としたソリューションの提供

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