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岡崎通運/福岡県田川郡に6200m2の大型倉庫の操業を開始

2021年02月15日/物流施設

岡崎通運は2月15日、福岡県田川郡に「福岡ロジネットセンター」と呼ぶ大型倉庫の操業を開始したと発表した。

<福岡ロジネットセンター外観>
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操業を開始した福岡ロジネットセンターは6200mの倉庫面積を持ち、貨物量の急増に対応し従来北九州域内に点在していた貨物取扱場所を1か所に集約してオペレーションを合理化する。

立地は福岡県赤池工業団地内。北九州地区にある自動車メーカー各工場から至近で、自動車部品の保管とジャストインタイム配送を行う最適な立地にある。

また、福岡ロジネットセンターは、フルトレーラーに完全対応する。フルトレーラーは車両長21mの長大連結トレーラーで、従来の大型トラックに比べ1.8倍の貨物量を積載できる一方、二酸化炭素排出量は36%程度削減可能であり、環境に配慮しつつ物流量の増大に対応。従来、毎日大型トラック14台を運行し、愛知県と九州地区間の長距離輸送を行ってきているが、新たにフルトレーラー6台を導入し切り替え中である他、更なる導入を計画中である。

同社では自動車部品物流で培った「物流加工」ノウハウや、高度な時間正確性が求められる所謂「タイムセンシティブサービス」の経験を活かし、一般消費財の取扱いや、EC事業向け保管配送サービスも積極的に展開していく計画であり、この倉庫は九州地域の重要拠点としても活用していく予定だ。

なお、岡崎通運は、愛知県岡崎市を本拠とし、自動車部品物流を主力として取り扱っている。完成車メーカー各社の九州地区進出の流れを受け予てより北九州に進出しているが、貨物取扱量の急増に伴い、輸送・保管キャパシティの拡充が急務となっていた。

■概要
名称:福岡ロジネットセンター
住所:福岡県田川郡(福岡県赤池工業団地内)
敷地面積:4万917m2
倉庫面積:6200m2

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