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アマゾン/マンションでの宅配商品受け取りに新システム採用

2021年02月25日/IT・機器

アマゾンは2月25日、マンションでのアマゾンの荷物の受け取りの煩わしさを解消するためのシステムである「Key for Business」の導入を開始すると発表した。

<「Key for Business」配達の流れ>
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米国などで先行導入している「Key for Business」は、アマゾンから
委託を受けた配送業者や配送ドライバーが専用の配送アプリからマンションのオートロックを解除できる仕組みで、顧客が不在でも玄関等への置き配が可能になる。アマゾンは当初、国内で118万戸の賃貸建物を管理する大東建託パートナーズおよび、98万件以上にセキュリティソリューションを提供する綜合警備保障(ALSOK)をはじめとする企業と協力して導入を進め、順次、パートナー企業を拡大しながら「Key for Business」を全国展開していく。

サービス開始時、200棟のマンションへの導入を予定している。

「Key for Business」は、マンションのエントランスのドアまたはオートロックの装置と「Key for Business」デバイスを接続し、配送ドライバーは専用の配送アプリから、オートロックを解除できるようになる。導入するマンションに届けるアマゾンの荷物を持った配送ドライバーが到着すると、ロックの解除ができるようになる仕組み。

配送ドライバーがマンションに入館し、玄関への届けが完了するとロック解除の期限が切れ、それ以降は同じ日でもマンションに入館できなくなる。

なお、アマゾンは、顧客の注文時の配送オプションである「玄関等への置き配指定サービス」を、30都道府県でアマゾンが発送するアマゾンの荷物において標準の配送方法としている。これまでオートロック付きのマンションでは、顧客が不在の場合、配送ドライバーはマンションに立ち入ることができず、玄関等への置き配ができなかった。また宅配ボックスが満杯のために受け取れない、商品を宅配ボックスからお部屋まで運ばなければならない、といった不便さがあった。りました。

「Key for Business」はこれらの課題の解決方法の一つであり、顧客はより便利に商品の受け取りができる。オートロック付きマンションでの「Key for Business」の導入により、玄関等までの置き配が可能となり、在宅勤務中など在宅していても手が離せないときをはじめ、インターホンや玄関での応対が不要となる。また、再配達の減少により、配送ドライバーの負担軽減や、二酸化炭素等の排出削減による環境負荷の軽減にも役立つと期待している。

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