つなぐネットコミュニケーションズは3月2日、日本宅配システムとマンション共用施設の予約やレンタサイクルの利用で、2社が連携したサービスの提供を3月から開始すると発表した。
これは、つなぐネットコミュニケーションズの「Mcloud(エムクラウド)」と日本宅配システムの「Jシェアー」を連携させるもの。「Mcloud(エムクラウド)」は、マンション管理組合の運営に特化した専用グループウェア。一方、「Jシェアー」はマンション共用サービスを宅配ボックスと連動して利用できるオンラインサービスで、共用設備の鍵やレンタサイクルの鍵・バッテリーの受け渡しが、宅配ボックス経由で行える。
<マンションの共用施設の予約から鍵の受け取り・返却イメージ>
例えば、マンションの共用スペースを利用する場合、居住者は、スマホなどから「Mcloud」にログインし、ゲストルームやパーティルームなどの共用施設を予約。予約情報は「 Mcloud」と「Jシェアー」で連携するため、居住者は宅配ボックスから予約した施設の鍵を取り出すことができる。そのため、管理員やコンシェルジュとの鍵の受け取り・返却が不要になる。
レンタサイクルの場合には、居住者がレンタサイクルの利用状況を、「Mcloud」から確認できるようになる。また、レンタサイクルの鍵とバッテリーは、宅配 ボックスで24時間の受け取りができる。
<Brillia Tower 聖蹟桜ヶ丘 BLOOMING RESIDENCE>
この連携サービスは、東京建物、東栄住宅、京王電鉄、伊藤忠都市開発が3月から販売を開始する新築分譲マンション「Brillia Tower 聖蹟桜ヶ丘 BLOOMING RESIDENCE」での導入が決まっている。大規模免震のタワーマンションで、京王線の聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩4分の場所に立地する。総戸数は520戸。2022年9月の竣工を予定している。
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