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沼尻産業/茨城県つくば市に1.8万m2の物流施設竣工

2021年03月10日/物流施設

沼尻産業は3月9日、茨城県つくば市で開発を進めていた24拠点目となる物流施設「つくばゲートウェイ」が竣工したと発表した。

<「つくばゲートウェイ」外観>
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<内観>
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「つくばゲートウェイ」は、大手飲料メーカー専用センターとして、首都圏エリアの物流ネットワークの中心的役割を担う物流拠点であり、同社最大級の平屋建ての物件となる。

常磐道「谷田部IC」より1.0㎞、圏央道「つくば中央IC」より5.0㎞と「つくばの物流玄関口」として好立地。圏央道を利用し、都心から放射線状にのびる、東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの高速自動車道と接続し、東日本全域、東西全域をカバーすることが可能となり、物流の広域戦略拠点としてお客様のグローバルサプライチェーンを支えていくとしている。

「つくばゲートウェイ」は、4万4961.85m2の敷地に、倉庫面積1万8243.65m2の顧客の貨物特性に合わせた平屋建て低床設計の物流施設。最大1万5000パレットの製品保管が可能で、北側と南側の2面に計18台分のトラック接車バースを設け、1日最大の取り扱い台数は、大型トラック250台、出荷能力は、125,000ケースを想定している。

また、敷地内車両動線をワンウェイにすることにより、トラック車両の輻輳による渋滞や接触事故の防止に配慮している。

<事務所棟エントランス>
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<カフェスペースと寝ころびスペース>
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<応接室>
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倉庫部分の基本スペックは、床荷重2.0t/㎡、有効天井高7.0mを確保し、外壁には、金属製サンドイッチパネル、防火区画壁には耐火性断熱パネルを採用、更にブレース(筋交い)や間柱を無くすことで保管効率の向上に寄与する設計となっている。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、更に屋根全面に出力1.8メガワットの太陽光発電設備を設置。また、万が一の災害時に伴う停電にも物流を継続することができる軽油を燃料とした300KVAの非常用発電機を設置している。

事務所棟には、働く人が快適に過ごせるよう、カフェテリアや靴を脱いでくつろげる寝ころびスペース、シャワールームなど働く人々が快適に過ごせるための様々な工夫を取り入れている。

■概要
施設名称:つくばゲートウェイ
所在地:茨城県つくば市谷田部4459-55
敷地面積:4万4961.85m2
倉庫部分:1万8243.65m2
事務所部分:741.85m2
建物構造:鉄骨造2階建て(事務所棟のみ2階建て)
着工:2020年3月
竣工:2021年3月

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