川崎汽船は3月16日、LNGバンカリング船「かぐや」が、同社LNG燃料自動車船「CENTURY HIGHWAY GREEN」にShip to Ship(船から船への)方式によるLNG燃料の供給を3月15日に行ったと発表した。
<LNG燃料自動車船「CENTURY HIGHWAY GREEN」>
「かぐや」は同社を含む4社が出資するセントラルLNGマリンフューエルが運航する日本初のLNGバンカリング船。また、「CENTURY HIGHWAY GREEN」は3月12日に竣工した次世代型環境対応自動車専用船で、LNGを燃料とすることで温室効果ガス(GHG)の排出低減を図っている。
同社は環境対応を経営の重要課題と位置付け、長期指針「環境ビジョン2050」に基づいてGHG排出削減の取り組みを推進している。LNG燃料船の導入を拡大し、LNGバンカリング事業によってその運航を支えることで、今後も環境負荷の低減に貢献していくとしている。