ニチレイが5月11日に発表した2021年3月期決算によると、低温物流事業の売上高は2123億2000万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は130億8400万円(10.7%増)だった。
業務用輸入商材などの取扱いが減少し、冷蔵倉庫の庫腹は緩和傾向となった。また、巣ごもり消費拡大による量販店向け配送業務などが増加した。
外食など一部の業態向けの取扱いが減少したものの、物流ネットワーク事業におけるTC(通過型センター)事業が好調に推移したことにより増収となった。営業利益は、増収効果や経費抑制により増益となった。
次期は、売上高2240億円(5.5%増)、営業利益135億円(3.2%増)を見込んでいる。
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