野村不動産は6月16日、埼玉県越谷市で建設を進めていた物流施設「Landport 越谷」が満床状態で竣工・稼働を迎えたと発表した。
「Landport 越谷」は物流施設ブランド「Landport(ランドポート)」シリーズの22棟目となる物件で、建屋規模は地上4階建て延床面積3万1550m2。関東圏を中心に物流事業を展開する拓洋が一棟利用し、「越谷共配センター」として6月1日から稼働を開始している。
「Landport 越谷」では、Landportシリーズ初の取り組みとしてバース予約システム(HacobuのMOVO Berth)と人感センサー付き照明を導入。
倉庫スペースでは1~3階を全面防火シャッターとし、柔軟なレイアウト設計を可能にした。また、トラックバースの開口部ではウィング車がウィングを開いてもシャッターに接触しないよう、電動シャッターの開口時有効高を5.2m確保した。3・4階には作業用空調を実装し、快適な労働環境を提供している。
環境負荷軽減への取り組みとしては、倉庫内での人感センサー付き照明の採用に加え、太陽光発電パネルを採用している。
立地面では、流通に特化した拠点が立ち並ぶ越谷流通団地内に位置し、東京外環自動車道「草加IC」へ7.7km、東北自動車道「浦和IC」へ11.9km、また常盤自動車道へのアクセスもスムーズで、首都圏全域にくわえ東北・関越・常盤・千葉エリアへの即日配達にも対応が可能となっている。
■Landport 越谷 概要
施設形式:マルチテナント型
所在地:埼玉県越谷市流通団地2-3-10
アクセス:JR武蔵野線 「越谷レイクタウン駅」徒歩18分
外環道 「草加IC」7.7km、東北道 「浦和IC」11.9km
敷地面積:1万2999.67m2
規模:4階建て、1・2階スロープ型
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