キユーソー流通システムが7月5日に発表した2021年11月期第2四半期決算によると、売上高867億2100万円(前年同期比1.9%増)、営業利益15億7900万円(70.4%増)、経常利益14億4700万円(76.7%増)、親会社に帰属する四半期準利益5億5900万円(390.1%増)となった。
セグメント別では、共同物流事業の売上高628億6100万円(1.2%減)となり、営業利益は5億400万円(前年同期は営業損失4800万円)となった。
共同物流事業収益は、新規取引や既存取引が拡大したが、外食需要に関連する業務用食品などの出荷物量減少が影響し、減収となった。利益面は、減収による利益減少があったが、適正料金の収受および、コスト改善などが進捗し、前年を上回った。
専用物流事業の売上高は180億5100万円(1.6%減)となり、営業利益は6億2900万円(14.0%減)となった。
専用物流事業収益は、チェーンストアなどの新規取引や既存取引が拡大しましたが、コンビニエンスストアなどの出荷物量減少が影響し、減収となった。利益面は、コスト改善などが進捗したが、減収による利益減少などにより、前年を下回った。
なお、セグメント別については、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比については、前年同期の数値を変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値との比較となる。
通期は、売上高1760億円(2.8%増)、営業利益38億円(46.1%増)、経常利益34億円(30.2%増)、親会社に帰属する当期利益13億5000万円(85.3%増)を見込んでいる。
キユーソー流通/12~5月の売上高5.7%増、営業利益75.2%増