キユーピー/日本アクセスと共同で納品全体の最適化実現

2021年07月16日 

キユーピーは7月16日、「製・配・販連携協議会総会/フォーラム」において、日本アクセスと連名で、「サプライチェーン イノベーション大賞2021」の「優秀賞」を受賞したと発表した。

<製・配・販連携協議会 総会/フォーラムでの、 取り組み事例オンライン発表の様子>
20210716qp1 520x257 - キユーピー/日本アクセスと共同で納品全体の最適化実現

<日本アクセスの入荷受け入れ順を表示する電光掲示板。ASNを活用した“検品レス”が可能な車両を優先的に受け付けている。>
20210716qp2 520x389 - キユーピー/日本アクセスと共同で納品全体の最適化実現

評価された点は検品レス。2011年より取り組んできた従来の「検品レス」の取り組みは、検品時間の短縮など一定の効果は見られたものの、出荷作業負担が大きく、導入の難しさに課題があった。

今回、従来の「検品レス」から一歩進め、納品全体としての課題を洗い出し、出荷作業の負担が少なく、導入も容易な仕組みを構築したことだ。

まず、以前は繁忙期のみ行っていた「翌々日納品」を、2020年1月から通年化し、納品リードタイムを活用した、ASN(事前出荷情報)のデータ作成を可能にした。

さらに、ASNの単位を、パレットから車両(または届け先)に変更することで、出荷作業時間の短縮を実現している。また、出荷作業・検品時間に加えて、この取り組みによる車両の優先受付を実施して待機時間を短くしたほか、検品レスで運ぶ荷物をまとめて納品日の集約・納品回数の削減を行い、車両効率を高めた。その他、ラベルの出力方法を見直し、商品をスキャンしてから出力することで小ロット商品の“宝探し状態”を解消しつつ、物流センターのフロアやゾーンを変更して荷受け後の作業改善を図るなど、納品全体としての最適化を実現している。

現在、日本アクセスとともに取り組みを進めている関東地区の物流センターでは、検品作業時間が5分の1に、納品エラーがゼロになるなど、大きな成果を上げている。現在、2か所目の物流センターでも取り組みを始め、業界全体への導入が可能なモデルとして、さらなる取り組み強化を進めていくとしている。

この記事をシェアする

最新ニュース

物流用語集