太陽光発電事業を手がけるLooopは8月31日、シモハナ物流グループが岡山県、福岡県、埼玉県に設定している物流センター4拠点に対し、自家消費型の屋上太陽光発電設備を初期費用0円のPPA（電力販売契約）で納入・設置したと発表した。
＜シモハナ物流の物流センターに設置された屋上太陽光発電設備＞
太陽光発電設備の出力は、4拠点で合計1メガワット。
Looopが初期費用0円で４拠点に発電設備を設置、シモハナ物流は発電したCO2フリーの電力を自設備内で使用し、使った分の電気代をLooopに支払う。設備の所有権はLooopが保有し、メンテナンス等も同社が行う。
また、導入するPCS（パワーコンディショナー）には自立運転機能が備えられており、系統停電時などでも、日照時は太陽光から発電した電力を非常用コンセントに供給をできるようなシステムになっているため、BCP対策としても効果が見込める。
■導入施設概要
シモハナ物流 岡山第四営業所（岡山県倉敷市）
発電容量：337.64kW
想定年間CO2削減量：150t
供給開始：2021年4月
シモハナ物流 鳥栖IC営業所（福岡県小郡市）
発電容量：165.60kW
想定年間CO2削減量：72t
供給開始：2021年4月
シモハナ物流 小倉営業所（福岡県北九州市）
発電容量：141.68kW
想定年間CO2削減量：53t
供給開始：2021年8月
関東シモハナ物流 岩槻第一営業所（埼玉県さいたま市）
発電容量：706.56kW
想定年間CO2削減量：296t
供給開始：2021年4月
