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海上コンテナ輸送量/アジア発米国向けが14か月連続プラスに

2021年09月15日/調査・統計

デカルト・データマインは9月15日、アジア発米国向け(往航)8月分と米国発アジア向け(復航)7月分のコンテナ輸送量実績データを発表した。

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それによると、8月のアジア主要10か国・地域発米国向け(往航)は14か月連続プラスの182万9030TEU(前年同月比9.4%増)で、8月単月で過去最多となった。

輸送量の国別順位は、1位が中国発(シェア58.7%)で0.6%増、2位がベトナム発(シェア9.9%)で16.0%増、3位が韓国発(シェア8.5%)で34.3%増、4位が台湾発(シェア5.0%)で31.6%増、5位がシンガポール発(シェア3.7%)で5.8%減となっている。日本発(シェア2.0%)は10.0%増で9位だった。

また、中国発米国向けの主要品目の輸送量順位は、1位の電子電機(シェア16.2%)が8.6%減、2位の機械類(シェア15.0%)が4.4%減、3位の玩具等(シェア9.4%)が14.1%増、4位の家具類(シェア8.1%)が3.4%増、5位のプラスチック(シェア6.4%)が4.3%減と続いた。

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米国発アジア主要10か国・地域向け(復航)の7月分は、42万8631TEU(11.4%減)となった。

輸送量の国別順位は、1位が中国(シェア28.9%)で31.6%減、2位が日本(シェア12.3%)で1.2%増、3位が韓国(シェア10.5%)で7.5%減、4位がインド(シェア9.4%)で50.2%増、5位がベトナム(シェア8.5%)で10.7%減となっている。

主要品目の輸送量順位は、1位がパルプ・古紙(シェア16.0%)で15.4%減、2位が牧草・豆類(シェア7.5%)で20.7%減、3位が木材 (シェア8.6%)で23.3%増、4位がプラスチック(シェア5.9%)で42.7%減、5位が調整飼料(シェア5.9%)で10.8%減と続いた。

■レポートの分析担当・問い合わせ先
Datamyne Japan 南石 正和
Email:mnanseki@datamyne.jp
Tel:090-5868-8377
URL:www.datamyne.com

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