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日本GLP/投資ファンドがGRESBランクの最高位取得

2021年10月15日/CSR

日本GLPは10月15日、運用するファンド「GLPジャパン・インカム・パートナーズI」と「GLPジャパン・インカム・ファンド」が、GRESBによる2021年のリアルエステイト評価で、ともにランク最高位の「Green Star」を取得したと発表した。

また、総合スコアでの相対評価による「GRESB レーティング(5段階評価)」では、GLPジャパン・インカム・パートナーズIが「5スター」、GLPジャパン・インカム・ファンドが「4スター」を取得した。

<両ファンドが取得した評価とランク>
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GRESBは、不動産セクターにおけるESG(Environment、Social、Governance)に係る取組みを測る機関として2009年に創設。ベンチマーク指標は、「マネジメント」「ポリシーと開示」「リスクと機会」「モニタリングと環境管理システム」「パフォーマンス指標」「グリーンビルディング認証」「ステークホルダーとの関係構築など」の7項目で構成されており、各スコアで好評価を得た参加者に与えられる「Green Star」は絶対評価による4分類の中で最も高い評価となっている。

日本GLPの両ファンドによる「Green Star」および「5スター」、「4スター」の取得は、「GHG(温室効果ガス)など環境関連データの収集カバレッジの維持や継続モニタリングによる省エネの実現」「物件レベルにおける環境認証の積極的な取得・維持」「契約ひな型を整備し、新規・更新時にグリーンリース条項を組み入れた契約締結を推進するグリーンリースへの取組み強化」などのポイントが評価された。

今後、日本GLPでは企業活動に対する中長期的な気候変動の影響をESGに取組む上での重要な課題と捉え、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の報告書の中で言及された4℃またはそれ以下のシナリオを含むさまざまな気候関連のシナリオを考慮し、それぞれのシナリオの下で事業状況にどのような影響を及ぼすかについても分析を行っていく方針。

日本GLPの帖佐 義之社長は、「GLPは、独自のESGポリシーに基づき社会インフラの一部としての施設の運営に取り組んできた。このたびは、両ファンドがESGの中のSocialで満点を取得した。これまで日本GLPは入居テナントや管理会社などと協力し、持続的な物流施設の運営・開発に向けた活動を推進してきており、こうした継続的な取組みが評価につながったと考えている。引き続き、ESGの分野でも業界のベストプラクティスを追及しながら、運用施設のサステイナビリティの一層の推進に努めていきたい」とコメントしている。

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