経済産業省が12月28日に発表した2020年11月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1339万kl(前年同月比21.8%増)だった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(514万kl、7.7%増)、アラブ首長国連邦(507万kl、67.7%増)、クウェート(117万kl、17.4%増)、カタール(66万kl、42.0%減)、ロシア(58万kl、14.2%増)となっている。
中東依存度は91.7%で前年同月に比べ1.3ポイント減と、2か月連続で前年を下回った。
燃料油の在庫は996万kl(7.8%減)と、5か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。