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JR貨物/山陽線瀬野駅~八本松駅間の貨物列車脱線事故復旧

2022年01月06日/IT・機器

日本貨物鉄道(JR貨物)は1月4日、山陽線瀬野駅~八本松駅間で12月28日に発生した貨物列車の脱線事故により、運行する列車に運休や大幅な遅延等が生じたが、12月31日に運転を再開したと発表した。

貨物列車の運行については、西日本旅客鉄道(JR西日本)により当該箇所に脱線防止ガードを増設したことと、当該箇所通過する貨物列車は時速45㎞以下の徐行運転をすることになっている。

今回脱線した貨車に積載されたコンテナに許容値を上回る偏積(積み荷の偏り)が認められたため、同社としては、安全の確保のために、偏積防止対策を講じることとした。

偏積防止については、2014年6月に発生した道南いさりび鉄道線(旧江差線)での脱線事故を受けて対策を講じている。今回の脱線事故の原因は運輸安全委員会から今後見解が出されることになるが、利用運送事業者の協力のもと偏積がないことの確認を徹底する。

また、ハード対策として、今後、輪重測定装置の設置を検討する、としている。

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