LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





オリックス不動産/埼玉県加須市に配送・保管効率の高い物流施設

2022年03月01日/物流施設

オリックス不動産は3月1日、埼玉県加須市でマルチテナント型の物流施設「加須ロジスティクスセンター」を同日着工したと発表した。

<「加須ロジスティクスセンター」外観イメージ>
20220301orix1 520x260 - オリックス不動産/埼玉県加須市に配送・保管効率の高い物流施設

<位置図>
20220301orix2 520x439 - オリックス不動産/埼玉県加須市に配送・保管効率の高い物流施設

場所は、東北自動車道「加須インターチェンジ(IC)」から約4.5kmに位置し、東北道・圏央道を利用した埼玉県内配送、関東全域および東北地方へも繋がる広域配送が可能。周辺には流通・工業団地も多く、複数の物流拠点が形成されているエリア。

建物は延べ床面積4万7958.42m2、地上3階建てのマルチテナント仕様。最小区画は約1800坪から最大5テナントが入居できる。1-2階はスロープ型で、最大105台(10t車)が同時接車できるバースを備える。1階は梁下有効高約7.0m、2階と3階は約5.5mを確保、また荷物用エレベーターを5基・垂直搬送機を4基実装し、効率的に保管・運用できる仕様だ。

屋上には太陽光発電設備を設置するほか、天候の影響や夜間など発電量が不足する場合にもオリックスより非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給することで、入居テナントは100%再生可能エネルギー由来の電気を利用できる。また敷地内には電気自動車(EV)充電スタンドも設置しており、環境に配慮した施設として開発を進めている。

なお、オリックス不動産は、環境に配慮した物流施設の開発に取り組んでいる。現在開発中の物流施設の屋根に太陽光発電設備を設置。また天候の影響や夜間など、太陽光発電だけでは賄えない場合でも、オリックスより非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給することで、入居テナントが施設内で使用する電力を100%再生可能エネルギー由来の電力で賄うことを実現する。

■概要
名称:加須ロジスティクスセンター
所在地:埼玉県加須市道目下悪土1765番
交通手段:東北自動車道 加須ICまで約4.5km
東北自動車道 羽生ICまで約6.0km
東武伊勢崎線「花崎駅」まで約5.5km
敷地面積:3万155.25m2
延床面積:4万7958.42m2
規模・構造:地上3階建て、S造
駐車場台数:普通車75台、トラックバース105台、大型トラック待機場6台
その他:床荷重1.5t/m2、梁下有効高:1階7.0m、2階・3階5.5m
全館LED完備、非常用発電機完備、太陽光発電設備実装、電気自動車(EV)充電スタンド5台設置
設計:浅井謙建築研究所
施行:東洋建設
着工:2022年3月1日
竣工:2023年4月末(予定)

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース